企業理念
ANTech Way
オートネットワーク技術研究所は、住友事業精神に則った人間力を基礎にし、お客様をはじめ関係先の方々とのリレーション（信頼構築）とインクルージョン（総合力発揮）を進め、新技術・新製品の開発を完遂することにより社会（世のため人のため）に貢献します。
行動指針
- 顧客密着によりお客様に満足いただける製品開発を行います。
- 住友電工／住友電装との三位一体でお客様に貢献します。
- 夢と志と情熱をもって研究開発を続けます。
社長メッセージ
20世紀初頭にT型フォードが誕生して以来100有余年、自動車はまさに100年に一度の大変革の時代に差し掛かっています。この大変革の時代に巡り合い、その技術にチャレンジできる我々はとても恵まれた環境にあります。
オートネットワーク技術研究所は、人間に例えると血管や神経に相当するワイヤーハーネス、およびそれらに関連するエレクトロニクス製品を基軸とした開発をこれまで進めて来ましたが、この自動車の大変革に対して新しい価値を創造する車載ネットワークの実用化開発に取り組んでおります。
オートネットワーク技術研究所は住友電工グループの一員です。萬事入精、信用確実、不趨浮利の住友事業精神を基盤に、事業企画・営業を担当する住友電工と、開発・設計・製造を担当する住友電装、そして研究・開発を担当するオートネットワーク技術研究所の三位一体の事業形態で、お客様にワンチームとしてシームレスな新技術・新製品を提供しており、モビリティの「つなげる」パートナーとして、「つながる」ビジネスを拡大展開して参ります。
「つながる」ビジネスの具体化にあたっては、顧客ニーズと住友電工グループの多様なシーズとのマッチングを図り、材料開発から、部品・モジュール・エレクトロニクス機器・ネットワークアーキテクチャー・車外との連携まで総合的な開発でグループシナジー効果を最大限に発揮して参ります。
さて、開発の『パートナー』とはどんな存在でしょうか？
次の「５つの仕事」ができ、「３つの姿勢」を持つ企業こそが開発の『パートナー』にふさわしく、我々のありたい姿に重なると確信しています。
『５つの仕事』
(1) 自動車ができると嬉しいコトをカーメーカの目線で考える
(2) そのコトを実現するために必要な製品や技術が何かを固定観念にとらわれずに考える
(3) 事業化を意識して、その考えた製品や技術が当社保有のユニークな商材や強い技術を活かせるかを考え判断できる
(4) できる判断であれば、そのアイデアを具現化し、顧客と対話することで、市場や顧客ニーズにマッチングさせていく
(5) 顧客が望む製品を望む価格と納期で届けられるように事業部門と連携し、責任を持ってやり抜く。
『３つの姿勢』
- 顧客や仲間に寄り添ってきちんと話を聴く姿勢
- 自動車をもっと知る・理解しようとする姿勢
- モビリティ社会の動向にも目を向ける姿勢
この「５つの仕事」と「３つの姿勢」を成し遂げるために、パートナーの皆様と仕事を楽しむこと、すなわち『楽しんでいこう！！』の気持ちを大切にしていきたいと思います。
当事者意識を持って将来の成長を担う研究開発に全員一丸となって挑戦して参りますので、支えて下さる多くの方々に心から深く感謝するとともに、これからもご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
社長 平井 宏樹